デンマークの海運会社Jローリッツェンは2月20日、同じくデンマークに本社を置く海運向けテクノロジー企業G&Oマリタイムグループ(以下G&O)に少数株主として参加すると発表した。G&Oはこれに先立ち、船舶向けクリーン燃料供給システムを開発するエレクトロニック・フュエルテックを買収することを発表している。JローリッツェンはG&O出資について、船舶向けバッテリーシステムを開発するコルバスエナジーなど既… ...
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は先月、大手荷主などで構成する「国際物流強靭(きょうじん)化推進研究会」の第9回会合を東京都内で開いた。年間を通じて取り組むテーマ「戦略港湾の推進」の下、国際コンテナ戦略港湾に寄港する基幹航路の直航便の維持・拡大に向け、大手コンテナ船社の幹部を招いて意見交換を行った。基幹航路の直航便の維持・拡充は荷主にとって大きな課題だという。海外港湾でのトランシ… ...
航空貨物輸送で爆発物探知犬(EDD)を活用した爆発物検査が実用化する。郵船ロジスティクスは3月から成田ロジスティクスセンター(千葉県芝山町)で探知犬による航空貨物の安全確認を始める。フォワーダーとして初の導入になる。業界では航空貨物の保安体制強化を受け、探知犬の実用化・普及に向けて検討を進めてきた。導入第1号が出たことで本格活用へ一歩前進した。国土交通省航空局は2月26日、航空会社・フォワ… ...
山口県・上関をルーツとする久宝海運と太平海運、米中海運の船主3社は2020年、内航船員の派遣会社KOX(ケイオークス)を設立した。久宝海運とKOXの両社のトップを兼務する中田敦之氏に内航船員の確保・育成の取り組みと船員派遣事業の狙いについて聞いた。(聞き手 柏井あづみ) ――KOX設立の経緯は。「内航船の乗組員不足が今後顕著になることが避けられない中、船主各社が単独で常時、予備要員… ...
米フレックスポートは2月26日、自律型AI(エージェンティックAI〈人工知能〉)により過去の通関の申告内容を自動で検証し、誤りを検知・修正する機能の提供を始めたと発表した。米連邦最高裁判所がトランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき発動した関税を違憲と判断したことを受け、通関の監査から関税の還付請求手続きまでを支援する。目標に合わせて自律的に作業を計画・実行するAIエージェン… ...
川崎汽船は2月27日、みずほ銀行を幹事行とするシンジケーション方式で「Mizuho自然資本インパクトファイナンス」に基づくコミットメントライン契約を締結したと発表した。借入額は1000億円で調達期間は5年。川崎汽船の油濁や大気汚染の防止、海洋生物の多様性保護などの環境保全活動が高く評価され、自然資本をテーマに大手行・地銀が多数参画する協調融資が実現した。海運業界で自然資本ファイナンスを活用した資… ...
国土交通省海事局は2月27日、交通政策審議会(国土交通相の諮問機関)海事分科会第192回船員部会を開催した。継続審議となっていた「船員労働安全衛生規則の一部を改正する省令案および船員の治療と就業との両立支援指針案」について「適当」と判断し、海事分科会長に報告することを了承した。現行の労働施策総合推進法の「治療と就業の両立支援」の規定で「船員」は適用外だが、4月施行予定の改正船員労働安全衛生… ...
ベルギー海運大手CMBテックは2月26日、2026年上期業績にVLCC(大型原油タンカー)8隻の売却による譲渡益3億5930万ドルを計上することを明らかにした。足元のスポット用船高騰を反映し、「(07―16年建造の)旧型船をステラープライス(驚異的な高値)で売却」(アレクサンダー・サベリスCEO〈最高経営責任者〉)に成功。一方、定期貸船では14―18年建造のケープサイズバルカー5隻の5年契約を「… ...
商船三井は2月27日、ベトナム北部ハイフォン市で三菱地所が推進する賃貸倉庫開発事業「ロジクロス・ハイフォン」(延べ床面積約8万8300平方メートル)に出資参画したと発表した。商船三井がベトナムで賃貸倉庫を保有するのは初めて。出資額は約25億円。出資比率は商船三井、三菱地所ともに50%ずつとなる。東南アジア地域でのロジスティクス事業展開を加速し、事業計画で掲げるポートフォリオ変革、地域戦略を推進す… ...
貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営するトレードワルツは2月26日、インド向け輸出ドキュメンタリー取引電子化に関する実証調査が、経済産業省の2024年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたと発表した。インド向けの輸出取引での信用状決済(LC決済)を伴うドキュメンタリー取引業務の電子化における制度適合性、技術的実現可能性、事業性… ...
商船三井は2月26日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発」の一環として、マグマなどを熱源とする再生可能エネルギー「海底熱水」の熱エネルギーを利用したLED(発光ダイオード)点灯実証に世界で初めて成功したと発表した。検証を続け、海底熱水を基盤としたゼロエミッション燃料モデルの商用化につなげる。このプロジェクトは商船三井が… ...
アジア発のコンテナ運賃は引き続き下落基調だ。英調査会社ドゥルーリーが2月26日発表した世界コンテナ運賃指標WCI(ワールド・コンテナ・インデックス)によると、世界平均の総合指標は前週比1%安の1899ドル(40フィート当たり、以下同)と7週連続の下落。中華圏の旧正月後の荷動き回復は限定的で、供給能力の増加も重なり、スポット運賃は下押し圧力が続いている。ドゥルーリーは、今後数週間も軟調な展開が続く… ...